東京から千葉県匝瑳市に移住してきて、10年が経ちました。

この場所は自然に囲まれ、住む家も築80年の古民家。

移住した当時は料理さえもろくにできなかった私が、この暮らしを通して、

手を動かして、身近なもの暮らしに役立つものをを作る、そんなことが大好きになりました。

食べるものを作る、できるだけ1年まかなえるだけのお米、

野菜はできる範囲で自分で、いただきものも年間通してたくさん。

ハーブや野草を使って、化粧水など暮らしに役立つものを作る。

着る服を作る、食べるものを自分で作る人は多くなりましたが、

衣服を自分で作る人はまだ少ない、

衣服を自分で作って、作った服を染めたりする経験は、思うよりも楽しく素晴らしい。

住む家もしょっちゅう修繕が必要、家はDIYが得意な人にお願いして、直しても直しても

また不具合が出てくる家に住むのもいとおしい。

そんなふうに暮らしを楽しみながら、わたし自身も大切に。

心に向き合い、自分と対話する日々。

毎日の暮らし、暮らしに役立つものを作ったり、目の前のできごとをいつくしみながら、

心と体、そして魂を、
目に見える世界と見えない世界との調和を大切にしていく。

私の暮らしや思いに共感してくれる人がいたら、ぜひ遊びに来てください。


私には聴覚障害があります。

普通に話すことができますが、相手の方の話を聞き取ることが難しい場合があります。

ゆっくり話してもらったり、時には筆談もお願いすることもあるかもしれません。

ご理解いただければ幸いです。


松原万里子(まりりん)



体験できることなど